こんにちは、bambiです。
「将来の生活資金が心配」「お金の基本を誰に相談すればいいのか分からない」──そんな悩みを抱いたことはありませんか?
僕自身も同じように、貯金や節約は何となくしていたものの、全体の収支や将来設計については曖昧なまま。不安を感じ続けていました。
そんなときに出会ったのが、坂本綾子さん著『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けない お金の超基本』です。読んでみて感じたのは、「初心者が一から学ぶのに最適な入門書」ということでした。

6つのテーマで基礎を網羅
本書は「稼ぐ」「納める」「貯める」「使う」「備える」「増やす」という6つのテーマで構成されています。
それぞれ日常生活と密接に関わる分野で、具体例や数字を交えて解説されているため、すぐに実生活に役立てられる内容です。
さらに、各テーマは相互に関連しているため、一つの章を学ぶことで別の章の理解も深まり、全体としてバランスの取れたマネーリテラシーを築ける設計になっています。
例えば「稼ぐ」では収入の種類や働き方の多様化が解説され、「納める」では税金の仕組みを丁寧に説明。「貯める」では貯金習慣の作り方や銀行口座の使い分けなどが具体的に示されています。
「使う」では日々の支出管理や無駄遣いを防ぐコツが紹介され、「備える」では保険や年金といった将来への安心を確保する方法が述べられています。
そして「増やす」では投資の初歩や資産運用の基本をわかりやすく解説し、初心者が無理なくステップアップできるよう工夫されています。
図やイラストが豊富でわかりやすい
文章だけでは理解しにくいテーマも、図解やイラストが多く掲載されていることで、スムーズに頭へ入ってきます。難しい専門書ではなく、気軽に読み進められるのが大きな魅力です。
また、グラフやチャートを用いた説明は数字の苦手な人でも直感的に理解でき、知識が定着しやすい構成になっています。
「リアル事情」で現実感をプラス
各章の最後には「実際どうなの!?お金のリアル事情」というページがあります。
ここでは、テーマに関する実際のケースが紹介され、学んだ知識を自分の生活に置き換えて考える助けになります。
たとえば結婚に向けてのライフプラン・マネープランの計画や、やる気をあげる家計管理術などが取り上げられており、机上の知識にとどまらず現実との接点を持てるようになっています。
読者からの評価
読者の口コミを見ても評価は高く、次のような声が目立ちます。
- 「高校生や新社会人にこそ読んでほしい」
- 「お金のことを何も知らなかったと痛感」
- 「ワークスペースに書き込みできて便利」
- 「辞書のように繰り返し使える」
- 「マネーリテラシーを高める入門書」
口コミからも、この本が幅広い年代にとって役立つ存在であることが伝わります。
特に若い世代だけでなく、子育て中の家庭や老後資金を考え始めた中高年層からも支持されており、「家族で共有して読みたい」という声も見受けられます。
僕の体験:お金の見方が変わった
読み始める前は「基礎的すぎるのでは」と思っていましたが、実際には自分の考え方を整理するきっかけとなりました。
特に「節約=我慢」ではなく、「計画的にお金を使う」「未来に備える」という前向きなお金の管理法を学べたのが大きな収穫でした。
さらに、収支をノートに書き出してみる習慣がつき、日常の小さな選択が将来にどのように影響するかを実感できるようになりました。
この変化は、単なる知識習得以上に生活スタイルの改善へとつながっています。
まとめ:最初に読むべき一冊
『お金の超基本』は、知識ゼロからでも安心して取り組める内容になっています。
これからマネーリテラシーを身につけたい人や、何から学べばいいか迷っている人にはまさに最適です。
学びやすさと実用性の両方を兼ね備えているため、「一冊で全体像を把握したい」と考える人に特におすすめです。
人生100年時代、早めに基礎を学んでおくことが安心につながります。興味がある方は、ぜひ手に取ってみてください。
