PR

マヌルネコに会える動物園はどこ?ペットにできる?

トレンド
スポンサーリンク

こんにちは、bambiです。

みなさんはマヌルネコを知っていますか?

SNSでも話題のマヌルネコ。そのモフモフした姿に癒され、「会いに行きたい」「ペットとして飼いたい」と考える人も増えています。でも実際に日本で会えたり、飼えたりするのでしょうか?

この記事では、マヌルネコに会える動物園はどこか、ペットにできるかなど解説します。

スポンサーリンク

マヌルネコとは?

①生息地・生態(中央アジア・乾燥地帯)

  • マヌルネコはロシア~中央アジア~モンゴル~チベット高原にかけて広く分布し、岩礫地や山岳草原、半乾燥のステップ地帯に生息しています。
  • 雪が厚く積もる環境(15~20cm以上)は避け、乾燥した石や草原を好む傾向があります。
  • 標高5,000m近くまで記録されており、寒冷・乾燥・強風など、過酷な気候への適応力が高いことが知られています。

②他の猫との違い

  • 見た目と体格
    長く密な毛と低い耳、がっしり体型により、一見すると大きく見えますが、体長は頭胴部50~65cm、尾長21~31cm、体重2~5kgと、実際は普通の家猫程度。
  • 鳴き声・コミュニケーション
    「唸り」「小犬のような吠え声」「スピッ」「唇が震える“lip quiver”」など多様な発声を行い、マーキング行動も確認されています。
  • 寿命
    野生下では平均6~9年、生存率は低め(野生平均約27か月とも)。一方、飼育下では11~12年まで生きる個体もいます。

③なぜ人気が出たのか?

  • SNSや動画での“グラッピー”表情
    平らな顔・丸い瞳孔・ふわふわの毛で「不機嫌そうだけどかわいい」として、YouTubeやインスタの人気猫動画で話題に。
  • ぬいぐるみ・グッズ化
    Etsyや日本の通販でも「マヌルネコ プラッシュ」「クッション」などが多数販売され、“もちもち”なリアルさでファンから支持を集めています。
  • 愛らしさと希少性の両立
    野性味ある姿とともに、「めったに会えない希少な猫」というギャップがSNSで“萌え属性”化し、多くの人の関心を呼んでいます。

日本でマヌルネコに会える動物園はどこ?

日本でマヌルネコに会える動物園は下記の7箇所です。

日本でマヌルネコに会える動物園
  • 旭川市 旭山動物園(北海道)
  • 那須どうぶつ王国(栃木県)
  • 東山動植物園(愛知・名古屋)
  • 東京都恩賜上野動物園(東京)
  • 埼玉県こども動物自然公園(埼玉県)
  • 神戸どうぶつ王国(兵庫県)
  • 神戸市立王子動物園(兵庫県)

旭川市 旭山動物園(北海道)

那須どうぶつ王国(栃木県)

  • 現在の飼育数:「ポリー」(♀2015年)、 「レフ」(♂2014年)、 「ボル」(♂2014年)の3頭が「マヌル・アマルハン」エリアに展示中 parks.or.jp+15kids.rurubu.jp+15jalan.net+15
  • 2025年5月10日より、新たに「ナゴム」(♀)も一般公開開始 nasu-oukoku.com+1nasu-oukoku.com+1
  • イベント情報:来国10周年を記念した「マヌルヒストリー展」が2025年5月22日~8月24日まで開催中 nasu-oukoku.com

東山動植物園(愛知・名古屋)

  • 飼育頭数:2025年7月に「エル」(♂2019)と「ミーニャ」(♀2021)間に3頭の赤ちゃんが誕生、飼育頭数は約6頭に tokyo-zoo.net+5higashiyama.city.nagoya.jp+5nagoyatv.com+5
  • 親子の様子:母ミーニャが子育てに奮闘中。赤ちゃんは非公開だが順調に育っている状況 higashiyama.city.nagoya.jp
  • 歴史:1984年に南京市から最初のペアが来園。以来、複数世代にわたって飼育が続く note.com

東京都恩賜上野動物園(東京)

埼玉県こども動物自然公園(埼玉県)

  • 飼育頭数:「マヌルロック」で3頭展示(オリーヴァ♀、ロータス♂、タビー♀(2008年生、国内最高齢)) kids.rurubu.jp+1note.com+1
  • 放飼環境:乾いた岩場を模した放飼場で自由に動き回る姿が見やすい 。

神戸どうぶつ王国(兵庫県)

神戸市立王子動物園(兵庫県)

  • 飼育個体:オス「イーリス」など
  • 特徴:ネコ科動物エリアで展示されており、隠れる習性も観察できる jalan.net+1kids.rurubu.jp+1

マヌルネコはペットにできるの?

マヌルネコをペットにするのは基本的には不可能です。

理由は下記の通りです。

理由①:絶滅危惧種で国際条約による保護対象

  • マヌルネコは ワシントン条約(CITES)付属書 II に掲載されており、国際商業取引には厳しい規制がかかっています。
  • 日本国内外で商業販売は禁止されており、一般家庭で輸入・飼育することは事実上不可能です。

理由②:非常に神経質で飼育が困難

  • 自然界では 高山・乾燥地に適応して進化。雑菌の少ない環境で育っており、免疫力が弱く、 感染症に極めて弱いです。
  • 飼育施設でも、幼獣の死亡率が高い(初期繁殖の子猫も感染症で死亡するケースが多い)ため、人工保育が非常に難しく、一部の動物園でさえ苦労が絶えません。
  • 普通の家庭では、温度・湿度・清潔環境・専門的な餌・エンリッチ環境など、飼育に必要な環境を整備することはほぼ不可能です。

理由③:日本国内での法的規制が厳重

  • 日本の動物愛護法では、飼育者には「適切な飼育管理義務」が課せられています。
  • マヌルネコはワシントン条約だけでなく、準絶滅危惧種としてIUCNにも掲載されており、許可なく飼育した場合は罰則の対象となります。

初心者向け観察と訪問のコツ

マヌルネコに会ったことがない人は下記も参考にしてください。

  1. 親子に会いたいなら東山動植物園へ
     2025年6月下旬に誕生したばかりの子猫3頭。展示開始日は未定ですが、親子の様子は今後注目です。
  2. 多頭展示を狙うなら那須どうぶつ王国
     常時4頭が展示され、ヒストリー展などイベントも充実。動線が広く、ゆったり観察できるのも魅力。
  3. 自然体のマヌルなら埼玉&神戸施設へ
     乾燥岩場や野生環境の再現に力を入れ、自由で生態に近い姿を観察しやすい展示が特徴。
スポンサーリンク

まとめ

マヌルネコはペットにはできませんが、日本でも会うことができます。

2025年は特に動きの多い年で、那須では新人の「ナゴム」、東山では家族の誕生など注目ポイントが多数。

訪れる際は各園の公式サイトやSNSで、展示・公開時期(特に赤ちゃん公開)、展示休止など最新情報を確認するのがおすすめです。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました