こんにちは、bambiです。
4月から勉強を始めていたFP2級の試験を先日受験し、学科・実技ともに合格点を取ることができました。
今年達成したかった目標を達成することができ、非常に大きな充実感で満たされています。
今回の記事では、FP2級の勉強を一通り行った中で感じた反省点とこれから勉強を予定されている方へのおすすめの勉強法などを紹介します。
ぜひ参考にしてください〜
今回の記事は次の人におすすめ!
- これからFP2級の勉強を始める予定の人
- お金の知識(マネーリテラシー)をより高めたい人
- FP2級の勉強に関する注意点を知りたい人
勉強時間
合計勉強時間:約130時間
勉強期間 :4/4〜6/20
学科の勉強時間は約100時間、実技の勉強時間は約30時間でした。
利用したツール

僕は主にほんださん / 東大式FPチャンネルとFP2級合格のトリセツシリーズの教材、FP2級合格のトリセツシリーズの特典動画・アプリの3つのツールを利用して勉強を行いました。


勉強方法
僕は下記6つの方法で勉強を行っていました。
①ほんださん / 東大式FPチャンネルの講義を一通り見る
②「FP2級合格のトリセツ」のテキスト、問題集、特典の動画を活用
③特典のアプリを使用してスキマ時間に勉強
④特典の「CBT試験プログラム体験模試」でパソコン操作に慣れる
⑤過去問で実際の解答時間に慣れておく
⑥過去問厳選模試の解説動画を視聴
①ほんださん / 東大式FPチャンネルの講義を一通り見る
6分野でそれぞれ再生リストが作成されていたので各分野ごとに講義動画を一通り見ました。
一つ一つの講義は基本的には10〜20分程度なので、1日3講義を目安に見るようにしました。
講義では丸暗記するような形ではなく考え方を理解できるように解説してくれたのでとても助かりました。
②「FP2級合格のトリセツ」のテキスト、問題集、特典の動画を活用
学科については「特典の無料講義動画の視聴→問題集→テキスト復習→特典の問題集解説動画の視聴」といったサイクルで勉強を進め、実技については「問題集→テキスト復習→特典の問題集解説動画の視聴」といったサイクルで勉強を進めました。
各問題ごとに該当するテキストのページが記載されているので効率よく復習することができ、問題集で間違えた問題には付箋を貼り、その日の夜や翌日の朝に再度解くようにしたことでわからない問題をなくしていきました。


③特典のアプリを使用してスキマ時間に勉強
特典のアプリでは学科問題が全問付いていたので、移動時間などのスキマ時間に解くようにしました。
解説も載っていたので復習も合わせて行うことができました。
④特典の「CBT試験プログラム体験模試」でパソコン操作に慣れる
FP2級合格のトリセツの特典で「CBT試験プログラム体験模試」を受けることができたので、学科、実技ともに体験しました。
実際の試験と同じように作られていたので電卓の操作や解答の入力についても慣れることができました。
⑤過去問で実際の解答時間に慣れておく
日本FP協会の公式ホームページに掲載されている過去問を解きました。
実際の解答時間で実践したことにより、時間配分の感覚を掴むことができました。
⑥過去問厳選模試の解説動画を視聴
僕はFP2級合格のトリセツの過去問厳選模試については購入していませんでしたが、ほんださんの動画で過去問厳選模試について解説されていたので、学科、実技ともに視聴しました。
問題の解き方や出題パターンについてもわかりやすく説明されていたのでとても参考になりました。
当日のスケジュール
僕は学科試験と実技試験の日程を別日に設定して受験しました。
学科試験(6/13)
5:30〜8:00 問題集
8:00〜9:30 余暇、準備
9:30〜10:00 復習
10:00〜11:30 移動
11:30〜13:45 受付、ネット試験
朝はFP2級合格のトリセツの問題集でこれまで間違えた問題を再度解き直しました。そして、余暇や準備等も挟みつつテキストの読み返しも行った後試験会場へ出発。
今回の試験会場には早めに到着したので、受験者も少なくスムーズに本人確認と軽く説明を受け、ロッカーに荷物を預けて受験!
空調設備も整っていて、自分の席のすぐ隣には受験者がいなかったので、集中して問題を解くことができました。
そして試験終了後試験結果を印刷。

結果は44点/60点で合格。(合格点は36点以上)
過去問と同じ問題もありましたが、今まで見たことない&難しい問題が多かった印象でした。CBTになってから問題の傾向が多少変わったのか?少なくとも日本FP協会のホームページで掲載されていた問題よりは難しく感じました。
実技試験(6/20)
5:30〜6:30 ほんださん動画(過去問厳選模試)視聴
6:30〜7:00 シャワー、余暇
7:00〜8:00 過去問(2024年1月実技)
8:00〜9:00 問題集復習
9:00〜10:00 準備、余暇
10:00〜11:30 移動
11:30〜13:00 受付、ネット試験
朝は早めに起きてほんださん動画(過去問厳選模試)を視聴し、問題の解き方を復習しました。
その後、眠気を覚ますためにシャワーを浴び、2024年1月実技の過去問に再挑戦し、これまで間違えた問題集の復習も行い余暇や準備も行った後、家を出発して試験会場へ移動。
今回の試験会場にも早めに到着したので、受験者も少なくスムーズに本人確認と軽く説明を受け、ロッカーに荷物を預けて受験!
空調設備も整っていて快適な環境ではありましたが、受験中に室外から試験官の雑談や笑い声が聞こえてきたので少し集中できませんでした。
どうにか集中し直して問題を解き終わり試験結果を印刷。

結果は91点/100点で合格。
基本的には問題集で解いた問題と類似した問題がほとんどだったのと、ほんださんの実技対策動画で問題の解き方は頭に入っていたので9割以上の点数を取ることができ個人的には満足できました。
反省点
今回FP2級を勉強するにあたっていくつか反省点がありましたので紹介します。
みなさんもこれを参考にしてご自身の勉強に役立ててください。
①法改正が反映された教材が販売されたタイミングで勉強を始めればよかった
僕が受験したのは6月だったため2025年4月の法改正が試験に反映されたタイミングでしたが、購入したテキストや問題集は2024年〜2025年版だったため、法改正前の内容でした。
そのため、法改正前のテキストや問題集を購入したことによる弊害がいくつありましたので紹介します。
法改正前の誤った内容を覚えてしまう可能性がある
僕が購入したテキストや問題集は法改正前のものだったので、法改正後の内容を覚えなおしたり法改正前の選択肢が答えになっているものは修正したりしていました。
そのため、勉強の手間が二重に増え時間が余分な時間がかかってしまいました。
FP2級合格のトリセツシリーズの特典の有効期限が受験前にきれてしまう
僕の場合、特典のアプリで移動時間などのスキマ時間に勉強を行っていましたが、5月末に有効期限が切れてしまったため6月以降はアプリを使用することができなくなってしまいました。
そのため、教材を購入して勉強を始めるタイミングは、法改正が反映された教材が販売される6月中旬頃が良いと思います。
すでに法改正前のテキストを使用されている方は、6月以降試験を受ける方向けに法改正の内容について解説されているこちらの動画で内容を確認してみてください。
わかりやすく説明されていて時間も約15分と短時間となっているためおすすめです。
②FP3級の勉強のあとにFP2級の勉強にすぐ移ればよかった
僕は昨年FP3級の勉強を行い、今年FP2級の勉強を行ったため約1年の期間があいてしまいました。
FP2級の内容はFP3級の内容と比べるとより深い内容になったり一部範囲が増えたりはしますが、基本的にはFP3級の内容と同じため、昨年FP3級に合格した後そのままFP2級の勉強も行えばよかったと感じました。
そのため、現在FP3級の勉強を行われている方は続けてFP2級の勉強を行うことをおすすめします。


①法改正が反映された教材が販売されるタイミングで勉強を始めるほうが良い
②FP3級の勉強をすでに行っている人は合格後、続けてFP2級の勉強を行うほうが効率が良い
合格のコツ
FP2級の勉強を一通り行ってわかった合格のコツを紹介します。
①講義を1.5倍速で見て時間を短縮する
講義は最大で2倍速まで再生速度を変えることができます。僕は聞き取るのにちょうどよかったのが1.5倍速だったので、その再生速度で講義を見ました。時間が3分の2に短縮されたのでおすすめです。
②こまめに休憩を挟むことで集中力を持続する
基本的には一つの講義を見るごとに5分休憩する形にして勉強を行いました。
人によって集中できる時間は異なると思いますが、僕は上記のようにこまめに休憩を挟みながら勉強を行いました。
また、アプリやYouTubeではポモドーロテクニックを利用したポモドーロタイマーがあるのでそれを使用して勉強するのもおすすめです!
③α波の作業用bgmを流しながら勉強することで集中力を持続する
僕自身周りの音で集中力が切れてしまうので、そういうときはα波の作業用bgmを流しながら勉強を行っていました。個人的な感想ではありますが、集中して勉強を行うことができました。
④朝イチに勉強することで記憶を定着させる
朝早くに起きて、1時間を目処に勉強をしていました。
朝イチの時間は誰にも邪魔をされず、夜のように疲れた状態での勉強ではないので集中して勉強することができました。
朝イチの時間は脳のゴールデンタイムと言われているのでおすすめです。
⑤早めに受験日を決定し、具体的なスケジュールを立てておく
早めに受験日を決定し、具体的なスケジュールを立てたことにより、計画的に勉強を進めることができました。
⑥スキマ時間を活用する
スキマ時間にアプリで問題を解くことで、より多くの問題に触れることができ時間を有効に活用することができました。
⑦過去問をいくつか解く
過去問をいくつか解いたことで、自分の苦手な分野の把握や解答時間の配分をイメージすることができました。
⑧行き詰まる問題があればすぐに次の問題に進む
少しでも行き詰まる問題があれば次の問題に進むように意識したことで、残り時間に焦って間違えてしまう問題を減らすことができました。
⑨事前にCBT形式の模擬試験を体験しておく
FP2級合格のトリセツの特典で事前にCBT形式の模擬試験を体験したことにより、電卓の使い方や解答の入力に慣れることができました。
①講義を1.5倍速で見て時間を短縮する
②こまめに休憩を挟むことで集中力を持続する
③α波の作業用bgmを流しながら勉強することで集中力を持続する
④朝イチに勉強することで記憶を定着させる
⑤早めに受験日を決定し、具体的なスケジュールを立てておく
⑥スキマ時間を活用する
⑦過去問をいくつか解く
⑧行き詰まる問題があればすぐに次の問題に進む
⑨事前にCBT形式の模擬試験を体験しておく
学科試験・実技試験を実際に受けてみて感じたこと
最後に、FP2級の学科試験・実技試験を実際に受けてみて感じたことを紹介します。
①学科試験は暗記より内容の理解を重視した方が良い
学科試験については、過去問と同じ問題もいくつかありましたが、今まで見たことない問題や難しい問題が多かった印象で、雰囲気で覚えるだけでは合格点を取るのが難しいと思いました。
そのため、各分野ごとにわかりやすく解説されているほんださんの動画などで内容を理解することが大事だと思います。
②実技試験は過去問や問題集を行うだけで十分合格点を取ることができる
実技試験については、大体の問題のパターンが決まっているので、過去問や問題集を活用して解き方を把握しておけば計算問題については十分で、知識問題もほとんど同じような問題が出るため過去問や問題集で十分だと思いました。


①学科試験は暗記より内容の理解を重視した方が良い
②実技試験は過去問や問題集を行うだけで十分合格点を取ることができる
まとめ
以上から僕が実際にFP2級の勉強を通して学んだ合格のコツは下記のとおりです。
・ツールはほんださん / 東大式FPチャンネルとFP2級合格のトリセツシリーズの教材、特典動画・アプリで良い
・法改正が反映された教材が販売されるタイミングで勉強を始めるほうが良い
・FP3級の勉強をすでに行っている人は合格後、続けてFP2級の勉強を行うほうが効率が良い
・講義を1.5倍速で見て時間を短縮する
・こまめに休憩を挟むことで集中力を持続する
・α波の作業用bgmを流しながら勉強することで集中力を持続する
・朝イチに勉強することで記憶を定着させる
・早めに受験日を決定し、具体的なスケジュールを立てておく
・スキマ時間を活用する
・過去問をいくつか解く
・行き詰まる問題があればすぐに次の問題に進む
・事前にCBT形式の模擬試験を体験しておく
・学科試験は暗記より内容の理解を重視した方が良い
・実技試験は過去問や問題集を行うだけで十分合格点を取ることができる
また、「テキストと問題集を行き来して勉強するやり方は自分にはやりづらい」「1冊で勉強を完結させたい」という方には先日発売された「FP2級 TEPPEN」がおすすめです。

下記動画で、おすすめの活用術についても解説されているので、こちらの動画も参考にして見てください。
Amazonで試し読みもでき、そこでは使い方について書かれているページも載っているので試し読みをして購入されてみてはいかがでしょうか。
一番大切なのは、移動中などのスキマ時間に15分程度でもいいので毎日コツコツ勉強を行うことです。
特に、ほんださんの講義やFP2級合格のテキストの特典アプリはスマホで手軽に使えるのでこの方法に適しています。
継続してコツコツ行うことが合格への一番のコツだと思いますので、スキマ時間を活かして毎日コツコツ勉強しましょう。
この記事がFP2級を勉強するきっかけになると嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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