みなさんは「毎日忙しくて、やりたいことが全然できない」と感じたことはありませんか?
僕もかつてはそうでした。仕事に追われ、気づけば夜遅くまで残業し、自由な時間はほとんどなし。そんな生活を変えてくれたのが、樺沢紫苑さんの著書『神・時間術』です。
本書では、脳科学と心理学の知見をもとに、1日の時間を最大限に活かす時間管理法がわかりやすく解説されています。
読むだけで「明日から試してみたい!」と思える実践的なタイムマネジメントのヒントが満載です。著者は医師であり、脳科学的根拠をもとにした解説なので信頼感があり、再現性の高いメソッドが紹介されています。

『神・時間術』で学んだ時間管理の本質

僕はこれまで「時間が足りない」と思えば残業すればいいと考えていました。しかし、これは効率が悪い方法だったと気づかされました。
本書は、1日の時間を「朝・昼・夜」の3つに分け、それぞれに適したタスクを割り当てる重要性を教えてくれます。さらに著者は、脳のコンディションを意識することが仕事や勉強の成果を大きく左右すると強調しています。
特に衝撃を受けたのが「朝の30分は夜の2時間に匹敵する」という“ゴールデンタイム”の概念です。朝活としてこの時間を活用することで、短時間でも高い成果が出せると知りました。
朝の脳は睡眠によってリセットされ、集中力がピークに達している状態だからです。僕はこのゴールデンタイムを使って、日記を書いたり、その日のタスクを整理したりするようになり、一日のスタートが驚くほどスムーズになりました。
朝時間の活用で生活が変わった
この知識を得てから、僕は出勤前の30分を読書や資格勉強、ブログ執筆など、自分の成長のために使うようになりました。
以前は夜にダラダラと動画を見ていた僕にとって、この変化は革命的でした。朝活を取り入れることで、1日の始まりに達成感が得られ、仕事やプライベートもより前向きに取り組めるようになりました。
さらに、朝に大切なタスクを終わらせることで、日中のストレスが減り、残業時間も短縮されるという副次的効果もありました。
人生を楽しむ意識を取り戻す
本書の最後に書かれていた「人生は楽しむためにある」という言葉も心に響きました。仕事や日常に追われて、当たり前のことを忘れてしまっていた僕は、この言葉で「もっと人生を楽しんでいいんだ」と気づかされました。
今では休日の過ごし方も意識的に設計し、趣味や友人との時間を大切にするようにしています。これにより、毎日の幸福感が増し、心身ともに健康的になったと実感しています。
読んだその日から実践できる内容
『神・時間術』には、今日から使える具体的な時間術が多く紹介されています。
例えば、ポモドーロ・テクニックのような集中時間の設定や、SNSやメール確認の時間を決める方法、昼寝の活用法まで網羅されています。無理なく実践できる内容なので、すぐに生活を見直すきっかけになるでしょう。
「なんとなく毎日が過ぎていく」「時間が足りない」と感じる人にこそ読んでほしい一冊です。
時間の使い方は、人生の使い方そのもの。自分の意思で時間を設計し、好きなことや趣味に時間を使えば、毎日の満足度は大きく高まります。
僕自身、この本をきっかけに、毎朝決まった時間に取り組む仕組みを作り、継続しやすい環境を整えることができました。
『神・時間術』はaudiobook.jpの聴き放題プランでも聴くことができます。スキマ時間に耳から学びたい方、通勤時間を有効活用したい方には特におすすめです。
あなたも今日から朝30分を活用し、時間管理を見直してみませんか?習慣を変えるのは勇気がいりますが、小さな一歩が大きな変化につながります。
