こんにちは、bambiです。
今回は『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』の読書感想についての記事です。
三日坊主を克服して、習慣を身につけたい人、勉強・運動・読書などを継続できず悩んでいる人、モチベーションに頼らず「仕組み」で続ける方法を知りたい人は今回の記事を参考にしてください。
三日坊主を乗り越えるために必要な「続ける思考」
「今年こそ運動を続けるぞ」「英語学習を習慣にしたい」と意気込んだのに、気づけば三日で終わっていた…。
そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
僕自身、昔から「やる気はあるけれど続かない」タイプでした。気合いを入れて始めても、すぐに失速。結果として「自分は続けられない人間なんだ」と自己嫌悪に陥ることも多々ありました。
そんな僕にとって、井上新八さんの著書『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』は、習慣化に悩む人への処方箋のような存在でした。

「毎日やれば絶対に続く」という原則の強さ
本書で最も印象に残ったのは「毎日やれば絶対に続く」というシンプルな原則です。
当たり前のようでいて、実際にはとても奥が深い考え方です。
井上さんによれば、「毎日やる」と決めて行動を積み重ねることで、「やらない」という選択肢そのものが頭から消えていくといいます。
確かに僕も、歯磨きや入浴といった日常習慣については「やめる」という発想すら浮かびません。これと同じように、新しい行動も「毎日やる」と決めることで自然に生活に溶け込んでいくのだと気づかされました。
「5分ルール」が生む心理的な余裕
もうひとつ強く共感したのが「5分でもいいからやる」という考え方です。
僕はこれまで「最低30分やらないと意味がない」と思い込み、自分でハードルを高くしていました。
しかし「5分だけならできそう」と考えると、行動に移すまでの抵抗感が一気に下がります。
実際に僕も「今日は忙しいから5分だけ読書しよう」と始めると、気づけば20分読んでいたこともあります。
大切なのは「やった」という事実を積み重ねること。これこそが習慣化の最初の突破口になるのだと実感しました。
「楽しい」と感じられる習慣が継続を支える
本書のメッセージのひとつに「続けること=楽しいことに変えていく」というものがあります。
最初は苦手だったことでも、毎日少しずつ続けることで「意外と面白い」「もう少しやりたい」と感じられるようになるんです。
僕自身もこの方法を取り入れて、読書を1日5〜10分から始めました。
今では「今日も少し読みたい」と自然に思えるようになり、以前のような「続けられない自分」から大きく変わりつつあります。
『続ける思考』の読者レビューから見える「仕組みづくり」の重要性
本書の読者感想には共感できるものが多く寄せられています。
特に「仕組みづくり」の視点は大きな学びです。
人はどうしても感情に左右されやすいため、モチベーションに依存していると続きません。
だからこそ「毎日やるルールを作る」「5分だけでもOKとする」など、行動を仕組み化することが継続の鍵になります。
『続ける思考』が与えてくれる前向きな力
この本を読んで僕は「完璧じゃなくていい」「少しでもやればいい」と考えられるようになり、心が軽くなりました。
何かを続けたいのに三日坊主で悩んでいる方には、必ず役立つ一冊だと思います。
読みやすく具体的なアドバイスが多いため、今すぐ実践できるヒントが満載です。
習慣化に悩んでいる人にとって、この本は確かな道しるべになるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
